【カカオ豆】コーヒー焙煎店がカカオ豆を焙煎して食べてみた!
最近カカオの含有率の高いチョコが流行ってません?
僕は断然ビターチョコ派なのでカカオ70%とかのチョコを買うんだけど、ほろ苦くておいしいんだよね、じゃあ本当のカカオってそのまま食べるとどんな味がするんだろ?
そんな好奇心に駆られてネットでポチッたのがカカオ生豆200g
ベトナム カカオ生豆買ってみた
開けてみると…
くっさ!
なるほど、コレがカカオは発酵食品と言われる所以か…鼻につく強烈な臭いだが、臭いの向こう側にほんのりチョコレートがいる、さながら蜃気楼の先に見えるオアシス…なるほど、こいつを焼けばうまいチョコになりそうだ。
期待に胸膨らませてまずは水洗い、洗わなくてもいいらしいがなんとなく今回は洗ってみた(※コーヒー生豆も焙煎前に洗う人もいる)
表面がヌルヌルになった
それでは焙煎していく、ヌルヌルしてるせいでなかなか攪拌されない…洗わなくてもよかったか?一抹の不安を感じながらもコーヒー焙煎と同じ要領でまずは「水抜き」
弱火で表面の水分を飛ばすイメージで長めに時間を取った。(濡れている方が焙煎の難易度が高い)
ヌルヌルが乾いてきて、カラカラとした音がし始めた。ここからは香りとハゼに頼って焙煎していく。
コーヒー焙煎は100回以上やってきたがカカオは初めてだ、豆が大きいため火の通る時間も読めないし何より煎り止めが分からない…
でも少しずついい匂いがしてきた!
甘くてまさしくチョコの匂い…少し油っぽいような芳醇なアロマだ。
いやコレどれくらいでやめればいいの?
考えあぐねているとなんと「ハゼた!」
なるほどカカオもバゼるのか…それも爆音でハゼるカカオはまるで銀杏のよう。
なんとなく全体が一ハゼを終え、香ばしさの中に苦みを感じるような匂いに突入したためここで煎り止め。
意外と勘でいけたかな?
焙煎後のカカオ
皮が弾けて剥けているやつもある
ここからはひたすら皮を剥いていく…
これが結構大変で、しんどかった…爪で割ってひねって開けるイメージ、しかし中のカカオニブまで割れてしまうこともしばしば…
100gキッカリ計ってから煎り始めたのだが、焙煎後は88gになっていた
身が65g
皮が23g
食べてみた
うん!全然おいしくない!
これは焼き過ぎたのか…?
焦がしたチーズのような油の味とビターチョコの苦み、少しの酸味と渋さを感じる。
これをよく練って、カカオバターと砂糖を入れて冷やし固めるとチョコになるのか。
確かにそこまで手間暇かければおいしくなりそうだがチョコの自作までするつもりはないので今回はここで断念。
ただここはコーヒーブログなので
【コーヒー×カカオ】のレシピを作っていきたいと思う!
ではまた