【ヤバイお茶でした】ジャムーティー、ステロイド入りのお茶だった…
このブログでも本当に効くのかどうか検証とオススメをしてしまった「ジャムーティー」
しかしこのお茶なんとステロイド入りのヤバイお茶だったのだ…ブログに載せてしまった事、心よりお詫び申し上げます。
国民生活センターの記事→https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230517_2.html
まあ僕自身も被害者だしアフィリエイトとか噛ませている訳ではないので、改めて注意喚起をお詫びと代えさせて頂こうと思う所存。
なにがあったのか?
花粉症に効くと巷で話題の「ジャムーティー」職場の方に教えてもらって飲み始めたらコレがマジで効く。
しかしテレビでジャムーティーにステロイドが入っていたとのニュースを見る…
テレ朝→https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000299631.html
そもそもステロイドとは?
ステロイドは副腎皮質ホルモンと呼ばれる物質の一種で、血液によって常に体内を循環し、さまざまな臓器や細胞に働きかけ、身体にいろいろなストレスが加わった時に体調を整える重要なホルモンです。 このステロイドには炎症や免疫を抑える強い働きがあるのです。 このステロイドを人工的に化学合成したのが、ステロイド薬です。
ヤナセ皮フ科クリニックより
つまり人間が副腎で生成するホルモンを薬として作用するようにしたのがステロイドだと言う事だ。
何に使う?
ステロイドは主に炎症やアレルギーを抑える効果がある。
そのため主にアトピーの塗り薬として有名だがリウマチなどにも内服薬として使われている
何が悪い?
ステロイド自体は何も悪くない。
今も医療の第一線で使われている薬だ、しかし今回は「勝手に薬を盛られていた」というのが問題だ。勝手に薬を入れられてしまうと用法容量を守るもクソもないからだ。
※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律上問題である。
副作用がある
このお茶、ステロイドのおかげでしっかり花粉症に効いてしまっている。
今回このジャムーティーには「デキサメタゾン」というステロイド系抗炎症薬が含まれていた。
薬として作用する以上、副作用もあるわけで知らぬうちに副作用があったら怖いよねって話だ。
デキサメタゾンの副作用として副腎皮質機能不全、クッシング症候群などがある。長期使用時にはカンジダ症、骨量減少、白内障、皮下出血、筋力低下が発生する[1]。米国の胎児危険度分類はCであるが、豪州ではA(妊婦に多用され児に問題を生じない)である[1][30]。授乳中には服用すべきでない[1]。
重大な副作用として、ショック、アナフィラキシー、誘発感染症、感染症増悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー、脊椎圧迫骨折、長骨の病的骨折、緑内障、後嚢白内障、血栓塞栓症、喘息発作があるが、頻度は不明である。(下線は注射剤のみ)
デキサメタゾンの副作用の正確な発現率は判っていない。添付文書に記載されている副作用は、重大なものも含めて全て“頻度不明”である
Wikipediaより
なぜ判明した?
医者が患者を診ていて感じた事を国民生活センターにメールする「ドクターメール箱」なるものが存在しているという。そこに寄せられた事例がある。
ドクターメール箱に寄せられた事故情報
テレビ番組でタレントが絶賛しているのを観て、花粉症によく効くというお茶を通信販売で購入し、2021年12月から、4カ月ほど飲んでいたところ、花粉症が劇的に改善したとのことであった。別疾患で通院中であり、定期の血液検査にてACTH(副腎皮質刺激ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質ホルモン)といった検査値が低いことから、副腎機能が抑制されていることに気付いた。2022年4月にお茶を止めてもらったところ検査値は速やかに改善した。以上から、お茶に抗炎症・抗アレルギー作用のある副腎皮質ステロイド成分が入っていることが疑われた。
(事故情報受付:2023年1月、患者:13歳、女性)
国民生活センターより
簡単にいうと、ジャムーティーが花粉症にめちゃくちゃ効いていた中1の女子
病院で副腎があまり仕事してない事に医師が。これジャムーティーにステロイド入ってね?飲むのをやめたら副腎が仕事をし始めた。やっぱりな…
と言った具合だろう。
返金される?
僕はAmazonで買ったのだが事業者がとっくに逃げていた。そのため直接Amazonのカスタマーセンターにゴネればパッケージが残っている場合、着払いで送れば返金されるという話もある…しかし僕はゴネるのは手間なのでまあ高い勉強代として受け入れることにした…トホホである。
飲み続けてしまった人はどうしたらいい?
医薬品成分のステロイドが含まれていた2銘柄を飲用されている方は、医療機関を受診するようにしましょう。
国民生活センター原文ママ
とのこと
「知らんけど病院行っとけや」と同義
しかしまあそう言うしかないのも事実である、というのも毎日ステロイドを使用している人が急にやめると体調を崩すという。
なぜなら「副腎」の仕事を奪っていたから
急に薬をやめる事で「副腎」に大量の仕事を発注すると回らなくなり、倦怠感、吐き気、頭痛、下痢などに襲われるケースもあるからだ。
毎日、ジャムーティーをたくさん飲んでしまっていた人は少しずつ量を減らすかすぐ病院に行って副腎を診てもらう事になるのかも知れない。
来年の花粉症について
正直このステロイドめちゃくちゃ効くやんけ、もうこれでいいわとまでなっている人ももしかしたらいるかもしれない。
実は花粉症の最終カードとして、花粉症の症状を抑える注射が存在している。
そう、それがステロイドなのだ。
来年どうしたもんかなぁ~と考えあぐねている方がいたら病院できちんと相談してみてほしい…ステロイドの注射が効くかもしれない。
今回学べた事
今回の件で得た学びだが、テレビのインタビューに答えていた医師が言うに「健康食品に効用があるのは怪しい」との事。
なるほどねぇ…無知な母でさえ、お茶が効くわけがないと言っていたがある意味正解だったと言うわけか…
どうやら有名人もインスタやテレビ、ラジオでこの「ジャムーティー」を宣伝していたらしく責任問題に問われていた。
まあ同じく騙されていた被害者といえばそうなので責任と言ってもね…と思う。
インフルエンサーマーケティングの闇とかなんとかいって有名人を叩きたくなるのもわかるが僕に至ってはインフルエンサーより知人を信じて試している。勧めてくれた知人も健康被害がなかったのでとりあえずは良かった
まとめ
今回は「ジャムーティー」にはステロイド系抗炎症デキサメタゾンが入っており。それが花粉症に効いていた。
しかも何の表記もなかったため沢山の人がステロイドと知らずに飲んでしまっていた。
僕も知らなかったとはいえ記事にしてしまったことを深くお詫び申し上げます。
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