【初心者はコレ買え】珈琲考具ツードリップポットPro 逆に上級者にはオススメしない!?
珈琲考具から出ているドリップポッド、どんなドリップポッドを買おうか迷っている初心者諸君がいたら検討してほしい!
しかし上級者には物足りない一面もあるかもしれない…早速レビューしていこう!
そもそも珈琲考具とは?
珈琲考具とは下村企販株式会社が出しているシリーズのうちの一つ
下村企販株式会社は「家事問屋」というシンプルなオールステンレスの調理器具も作っている新潟県燕市の正真正銘MADE IN JAPAN製品
どうしても惹かれてしまうオールステンレスの美しさ、少々値は張るが調べてみるといつも決まって燕市の製品だ。
それだけ美しい金属加工の聖地なのだろう。
珈琲考具シリーズもオールステンレスかつシンプルで美しいコーヒー用具を世に送り出している。
珈琲考具からドリップポッドはいくつか出ており
・ドリップポッド
・ドリップポッド(木製ハンドル)
・ワンドリップポッドPro
・ツードリップポッドPro(コレ)
proと銘打っているドリップポッドは注ぎ口がS字を描いており、お湯を真下に落とす事ができる。
そして「ワンドリップポットPro」は300mlで1人用「ツードリップポットPro」は500mlで2人用という違いである。
この製品なんと蓋が別売りで、本体が6,050円フタが1,100円だ、今回は思い切ってフタとセットで購入した。
7,150円ナリ~!
正直高いと感じるかもしれない。
使ってみた感覚…まぁ…ちょっと高いかもなぁ…といったところ。
早速実物を見ていこう!
質感は素晴らしい、マットな仕上がりで光沢は少なめ、ハンドルはワイヤーで成形され持ちやすい、フタの持ち手は天然木が使われてナチュラルなアクセントになっている。
そしてフタには穴が2つ空いておりここに温度計を入れる事が可能!嬉しい配慮だ。
そしてこのドリップポットのいい所はなんといってもお湯を狙った所にゆっくり落とす事ができる。点滴ドリップもお手のもの!
これがなんとも便利だ、頭空っぽで何も考えずにうまくコーヒーを淹れられる。
ボーっとしてても平気、行き詰まった際コーヒー淹れるの救世主とも言えるだろう。
直火もIHもハロゲンも可能、割と熱源はなんでも使えるオールマイティー。
まあこれ自体で沸騰させるのはおすすめしないが。
上級者は買わない方がいいかもなの?
正直面白みがない、優秀すぎるのだ。
これに尽きる、例えるなら融通の利かない委員長タイプ。オートマの車。iPhoneのカメラといったところか
というのもこのドリップポット、湯量を最大にしようと傾けてもさして変わらない。
だから後半お湯を多めに落としたい時や、スピーディーに湯量だけ増やしてドリップを終わらせたい時などには不便。
つまりトリッキーなことはできないのだ
安定してドリップできるのだから面白みがないなんて当たり前。それを言っちゃあお終いだよ!その通りだ。
しかし、コーヒーとは娯楽であり嗜好品。
ある程度の遊び心や失敗も楽しみたい。そんな人はペリカンがやはりおすすめかもしれない。(安い道具で旨いコーヒーを入れるのもプロ感あってカッコいい)
つまり簡単にうまくコーヒーを淹れられるドリップポットは最高だが過程を楽しみたい人にはおすすめしないという訳だ。
(ただの好み)
ただコーヒー初心者にとっては大変便利なのでウチではコーヒーに別にこだわらない家族がドリップパックを淹れる時などに使っている。
初めの一個としてぜひ試してみて!
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