【完全版】オンラインのコーヒー豆売り屋さんになる方法!大切な10ステップ

いつかカフェを開業したい!

コーヒー屋さんに憧れる

自分で焙煎した豆を売りたい

そんな方はまず副業で豆売りから始めるのが近道だ、しかしコーヒー豆売りを副業にすると決めても何から始めていいかわからないという方がほとんどだろう。

それでこの記事では0から1の売上を作る手順について解説していく!

僕も今でこそ毎日、最低でも1つ売り上げがあるが、0→1が本当に時間がかかってしまったからだ。

しかしここを乗り越えればあとはそれを強化し、応用していくのみ!ぜひやっていこう。

生の豆を買う

まず豆の仕入れをすることになるのだが、

「仕入れ」といってもたくさん買っても消費し切れないしリスクが大きい。

そこで1キロ単位で豆を購入できるネットの生豆店から買う事をおすすめする。

個人的におすすめなのは【松屋珈琲】のスタンダード5種セットだ。

コーヒーの産地別の味の違いを知る事ができるし、1キロ×5あるので当分練習には困らないどころか、そのまま売ってもいい(食品衛生責任者の資格を取得済みかつ開業届出済みの場合)

ホントに少量をお試ししたい場合はブラジルを1キロ買う事がおすすめだ、バランスが良くてクセがない為おいしいし、焙煎度合いによる酸味と苦味の感覚を肌感覚で覚えやすいからだ。

コロンビア・スプレモでもいい、こちらもバランス良くてクセがないから飲みやすいほかなんといっても粒揃いだからだ、初めて焙煎するには粒の大きさ(スクリーンサイズという)が揃っているほうがムラになりにくく焙煎しやすい。練習にはもってこいだしうまく焼ければ自信も付く。

もう悩むより、なんでもいいからAmazonでポチるわという瞬発力も大切かも笑

焙煎してみる

さて、コーヒー生豆を手に入れたら早速焙煎してみよう。(ちなみにこの段階がうまくいけば、高いくせにさほどおいしくない鮮度の低いコーヒー豆を買う事は人生において2度となくなるので、ある意味記念すべき日になるだろう)

僕が最初におすすめするのは「手網焙煎器」

ステンレスメッシュのやつは使い勝手がいいし、そのまま冷やせるし、軽いから振りやすい。もちろんフライパンでもできるし、鍋でもできる。でも「手網焙煎器」は2,000円くらいで買えるし、キャンプでポップコーン作れるから買ってみて笑

【本当にコーヒー自家焙煎店を始めるかを決めるのはこの工程が本当に楽しい、もっと言えば死ぬまでこの仕事でも構わないと本気で思えなければ苦痛で続かないので、ここが豆売りをやるかどうかの最終ジャッジだ】

人にあげてみる

さて、コーヒーの焙煎にも慣れてそれなりにおいしく焼けるようになったら知り合いに配ってみよう。

別に書くような事か?って思うだろうか。

しかしこれが意外と大事な工程で、割と本当に喜んでもらえたり感謝してもらえる。この経験と自信が今後に活きてくるので正直に味の感想を言ってもらい。モチベーションを高めたり味を見直したりするといい(僕はここで調子に乗りすぎてただのコーヒーを配る人になった時期が続いた笑)

食品衛生責任者の資格を習得する。

ここが1番の関門と言える。

以前にも書いたがハードルが少し高いくらいのほうが参入者があまりにも多い界隈になりにくい。

その点、ちょっと講習を受けるのがめんどくさいこのハードルはちょうどいいふるいとして機能している。

しかしあなたは食品衛生責任者の資格を習得してこちら側に来るのだ。何も問題はない。eラーニングで寝ながら受講できる、余裕である。

(※eラーニングとはインターネットを通じてできる学習や研修を行うことです。 コンピューターやスマートフォンなど、身近なデジタル機器を利用して受講します。 インターネットに接続できる環境さえあれば、時間や場所を問わず、気軽に学習することができます)

各都道府県によって、eラーニングの申し込みサイトが違うので【お住まいの都道府県+食品衛生責任者養成講習+eラーニング】で検索してみて欲しい。

ちなみに食品衛生責任者養成講習は合格の試験問題があるが、これも正解するまで何度でも挑戦できるからマジで僕みたいなアホでもいける。(ちゃんと聞いてれば一発でイケる)

営業届出

厚生労働省のホームページから申請する事になる、ここにログインできるようになるとちょっと偉くなった気がする(気のせい)

HACCPに基づいたチェックシートを製作して添付する必要がある。

営業届出のHACCPシートの作り方

【ここからは実際に販売する準備だ】

パッケージの準備

僕はパッケージの準備に1番手間取ってしまった…しかも売れてから慌ててパッケージを用意したので厚さ3センチを超え、何度も送料で赤字になった…どういう事なのか。

我々自家焙煎屋はほとんどの場合クリックポストにて発送する、送料が185円と最安なうえ、送料はAmazonペイでできるし、追跡番号まで発行される、メルカリなどのネットショップからお客様の住所をコピペしてすぐ自宅のプリンターから出力できるといいことづくめだからだ。

しかしクリックポストには厚さ3センチ以内で長辺34cm以下、短辺25cm以下という規定がある。つまりなるべく平たいパッケージを使わなければ厚さが出てしまうのだ!(ちょっと考えれば分かるだろタコ←自戒)

それに気づかずに小さめのパッケージや無駄にチャックの付いているやつとかを何度も購入して、お金を無駄にしてしまった。

みなさまはパッケージのサンプルをとりあえず取り寄せて、売る前に豆を入れてみて厚さとサイズをよく測ってから決めて下さい。(切実)

食品表示について、袋に直接印刷したりシールにしたりする方法がある。

※コーヒー好きなら当たり前に知っていると思うがコーヒーは焙煎後にガスが生じる。その為コーヒーのガスを逃す構造の袋じゃないと発送中に3センチを超える可能性がある、(物理的に膨らむのだ)特に粉に挽いた場合は膨らみ方が凄まじいので注意する必要がある。

シーラーを買う

ピンキリだけど3000円くらいのがちょうどいいんじゃないだろうか?

僕はこれ使ってる、チープでかわいい。 

メルカリに出品する

ここからは実際にライバルと戦って自分のコーヒー豆を売っていく事になる。

正直にいうとメルカリはレッドオーシャンだ。競合が多すぎて泣きそう

それでもメルカリに出品する必要がある

なぜなのか

このゲームには必勝法があるからだ

(ドヤ顔)

自分のホームページを持つ

なぜ自分のホームページを持つ必要があるのか?なぜならそこが母艦になるから。

そこからInstagramやらTwitterといった戦闘機を飛ばす。

広告や客寄せのツイート、投稿をしても客を引っ張って来ないと意味がない。

いわばキャッチが声かけたものの目的が無いようなもの。

SNSの集客のゴール、それは豆を買ってもらう事だ。できれば定期的に、その為にはただネットストアに引っ張るだけでは購入には至らない。客を舐めすぎだと言ってもいい。 

「世界観」が必要だ。

数ある自家焙煎店との差別化を図る必要がある。なぜならご存知の通り、素人でもコーヒーはそれなりに焼けてしまうからだ。

自分のショップを持つ

なぜホームページを先に作ったのか?

もちろん同時進行が1番いいのだが、オリジナルドメインを持っていると、「ストアーズ」にせよ「base」にせよ、ショップのURLをオリジナルのドメインにする事ができるのだ!コレが「カッコいい」笑

もちろん「カッコいい」だけではない。

SNSにリンクを貼った時に見栄えが良くなるし、信用できるサイトなんだなと印象付ける事ができるのだ。そのほかにもブログを頑張ったときのSEOに効いてくるという利点もある。

まとめ

今回は全ての始まりである

コーヒー豆を副業にする為の大まかな流れを記事にしてみた。細かいところはもっと更新していくつもりだ

正直僕はコーヒーを副業にするつもりなんて全くなかった、安くてうまいコーヒーを飲めればそれでよかったからだ。

しかしみんなに「おいしい」と褒められてしまったせいで調子に乗り、メルカリで売り始めて自分のショップを持ったにすぎない。

みなさまも最初からコーヒー豆で荒々しく稼ぐつもりではなく、それこそコーヒー片手にゆっくり堅実にステップアップしながら副業にしていただけたら幸いである。 

どうかお金に執着してコーヒーを嫌いになりませんように、どうかコーヒーへの敬意を失いませんように。

このブログに需要があるかは分からないが、僕はコーヒーが好きなあなたの味方だ。

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